つづき相談窓口とは

~都筑区にワーカーズ・コレクティブの相談窓口を作ろうよ!~

 私たちが住んでいる都筑区は、街が新しく、住民の転出入が多いことが特徴的です。いろいろな施設が次々に造られ、日々変化をしています。そして、地域ニーズに敏感な民間サービスや行政サービス、区役所や民間が把握していない草の根的なサービスや活動も多く存在しています。その中で、自分に必要なものを選ぶのは至難の業です。

  横浜市は身近な相談窓口として、地域ケアプラザや民生委員などをアピールしていますが、利用できていない人も多いと感じます。

  子育ての悩み、保育所待機児童、不登校、ひきこもり、うつ病、リストラ、倒産、高齢者介助などは、誰にも起こりうる深刻な問題です。転出入が多い都筑区では近所に親類も知り合いも少なく、その不安はいっそう強いものだと思えます。 

  こうした身近な不安や悩みに、地域に暮らす市民として市民目線で応えたいと考え、2009年7月、区内で活動する6つのワーカーズ・コレクティブ※が「都筑区で相談窓口をつくる実行委員会」を立ち上げ、2010年6月に都筑相談窓口を設立しました。

  当初はメール相談から始め、2年目からは各参加団体の事務所や、コミュニティカフェなどで対面相談会を毎月行ない、4年目の2013年度は各団体の職種を活かしミニ勉強会を月1回、座談会、講演会を実施し対面相談の場としてきました。

  また、同じ都筑区で活動してきた生活クラブ運動グループの参加型福祉を広げる「つづきユニット」と連携を強め、2014年、つづきユニットの解散に伴い、生活クラブ生協を新たに迎え、安心して暮らせるまちづくりのための活動を市民参加型でより拡げています。

 地域に暮らす市民が「相談窓口」を持つことは、市民のセーフティネットになります。

 これからさらにパワーアップして多くの人たちとつながり、ニーズに沿ったテーマのイベントを行ないながら、対面相談の場とし、細やかな対応で「不安」を「安心」に変えられるような活動をしていきたいと思います。

※ワーカーズ・コレクティブ
地域で心豊かに暮らすために「あったらいいな」と思う「もの」や「サービス」を自分たちの力で作り出し、「雇う—雇われる関係」でなく、資金と労力と知恵を全員で出し合い、全員が経営に責任を持って働く仲間たち。

 

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